■■ 庭猫日記 3

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庭に住み着いた猫として自由気ままな生活を満喫し一番長生きだったピー。2008年11月に慢性腎不全を発症し翌年7/31早朝に天国へと旅立ちました。11歳と10ヵ月でした。    
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おまもり

庭猫たちは外で暮らしているので首輪は付けていませんでしたが、
ピーには6月の始め頃から首輪を付けさせていました。
警戒心が強く人慣れするのも遅かったのに、
嫌がらずすんなりと首に付けさせてくれました。

家族に文句を言われないよう、毛並みと同調するなるべく目立たない柄にして、
外に出るので力が加わると簡単に外れるセーフティ首輪を選びました。

ピーに首輪をつけたのは決してお洒落からではなく、
おまもり代わりのある物 (右写真) を絶えず肌身に付けておいてほしかったから。

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これはもしかしたら知ってる人も多いかもしれませんね。




イフというものです。
元々は人間用に作られたもの(詳しく知りたい方はこちら
実はこれ、数年前に兄猫クロの看病の時に購入したもの。

ピーの2度目の退院後からは食欲の戻りが悪く、食べないことで体力が落ちること、
それに伴い免疫力が下がってしまうことが何より怖かった。
外に出てしまうことや、いつも側にいて即座に手を差し伸べることが困難だったこと、
回復への願いはピーの自己免疫力や生命力の強さにかける部分が大きかった。
このイフが体に及ぼす効果範囲は50センチ以内らしいので、
気候が良くなり外を動き回るようになってからは
首輪に結んでいつも体につけておく必要があったのです。

もちろんこういう物に対しての思いは人それぞれだと思う。
その子の潜在的な体力や生命力の強さ、病気の進行度、寿命・・
人間に関与できない部分も関係してくるので
どんな重い病気でも治してしまう魔法じみた物でもありません。
たとえ体の機能にいい影響を与える道具だとしても、当然そこには個体差があるわけで、
そして何より安価でないことが、気軽に人に勧められるものとしては躊躇してしまう。
(どこか宗教じみてると毛嫌いする人もいると思います)

ピーの場合、なぜかこれを付けていると体調がいいことが多かった。
ほんの少量ずつでもご飯を食べてくれるようになったり、
高い塀やタンスの上にジャンプする程の力があったり、
驚くことに地面に降りてきた雀を3度も捕まえ家の中に持ってきたり・・
(大抵は遊びだと思うけど、食べてしまってたことも1度あり)
そして何より、最後の最後まで寝込むこともなく自分の足で歩き回り、
自分の身のことは最後まで自分の力だけでやってのけた。
神様の決めた命の期限には逆らえなかったけれど、
想像以上にひどく苦しがる様子もなく (この子には尿毒症末期の痙攣も出ませんでした)
体は苦しかったでしょうが、魂はすっと抜けていった気がするんですね。

ちなみにちび太の時も、これをケージに結んでいました。
ちび太を看取った後、私が胆のう摘出で1ヶ月入院した時も自分のベッドに置いてました。
b0091132_172598.jpg
そしてこれはちょっとしたエピソード・・

イフ付きの首輪を付けて間もなくのこと、
離れの家の中で2度、首輪が床に落っこちていたことがあったんです。
きっと後ろ足で首を掻いた時、爪に引っ掛かって落ちちゃったんでしょう。

" イフは高いから外で落とされたら泣くに泣けないなぁ・・"
そう内心ハラハラしていた私は、毎日首輪のゆるみ具合をチェックする際に、
ピーの喉元を優しく撫でながら何度かこう話かけたんです。
「これはピーのおまもりでピーの病気を良くしてくれるものだから、
家の外では落としちゃ駄目だよ」・・と。

動物は純粋な心を感じ取ってしまうと思ったので、
ピーに語りかける時には決して「高いから」なんて人の卑しい欲を持たず、
心から「ずっと元気にしててほしいから」の気持ちを込めて語りかけました。
2度目の退院以降、ピーは私の目をじーっと見つめてくる事が多くなったのですが、
なぜかそれからは外はもちろん、家の中でも落とすことは1度もなかったんですよ。

これも親 (猫) バカ、偶然なだけかもしれませんけどね・・・

今ではピーの首に付けてたこのおまもりが、唯一の形見となりました。
これからは私が不調の時、体に付けて大切に使おうと思います。


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by kyos_cats3 | 2009-08-05 17:45 | 追悼記